嵐というグループの素晴らしさ

嵐というグループの素晴らしさ


然の、発表。

嵐は1999年11月3日にデビューした大野智さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、松本潤さん、二宮和也さんからなる5人組のグループです。国民的アイドル、という言葉では括れないくらい大きな存在でありながら、どこか親しみやすさがあり、暖かさがあるグループだと感じていました。

そんなかけがえのない嵐からさきほど2020年12月31日をもってグループの活動を休止すると発表されました。解散にいたるまでの経緯を少しまとめてみました。


止に至る経緯

2017年6月中旬ごろに大野智さんがメンバーに対して「嵐という活動を終えて、何ものにも縛られない自由な人生を生きてみたい。そして、普通の生活というものを通して、今まで見たことがない景色を見てみたい。」と気持ちを伝えたそうです。最初に断っておきますが、今回の休止はメンバー間での仲が悪くなったというわけではないということを最初に強くお伝えしておきます。大野智さんが嵐というグループに嫌気が刺したとかではなく、一人の人として一度ゆっくり人生を歩んでみたい、という気持ちが強くなってきたというのがきっかけです。ですが、きっかけはきっかけであって、それから何度もメンバーと話し合いを重ねて、グループ全員で出した答えが「休止」という選択であったと述べられています。メンバー同士である程度気持ちがまとまった2018年2月に事務所へ報告し、さらに話し合いを重ねて2018年6月に正式に「休止」が決まりました。そして「休止期間」は未定ということです。2021年以降、大野智さんは無期限での芸能活動休止、その他のメンバーは個人活動にシフトしていくということです。


というグループの素晴らしさ

ファンの一人として、初めて休止を目にしたときには思わず大きな声で驚いてしまいました。そして同時に「また一つ自分の好きなグループがいなくなるのか」とすごく気持ちが沈みました。今まで当たり前のようにそこにあって、いつも私たちを楽しませてくれて、元気をくれる存在が嵐であり、すごく愛される存在であったと思います。

今回の会見を1時間まるまる見ましたが、すごく” 絆 “を感じることができ、嵐に出会えてよかったと心の底から思える会見でした。

会見の中で櫻井翔さんが、
” 誰か一人の思いで「嵐の将来のことを決めるのは難しいだろうな」という思いがあるのと同時に「他の何人かの思いで一人の人生を縛ることもできない」と思いました “
と発言されています。

その想いの背景には ” 今まで長い時間過ごしてきた仲間だから “。 だからこそ、どれだけの時間がかかってもメンバーが心の底から想いをぶつけて納得いく答えを自分たちで出していくしかないと決め、話し合いを重ねてこられたそうです。

今まで嵐をずっと見てきて仲の良いグループだなと思ってはいましたが、今回の会見を見て一つ感じたこと、それは ” お互いを信じて、人の心にちゃんと寄り添える素晴らしい人間の集まり “ なんだなと心底感じました。

そんな人の心に寄り添える人たちだからこそ2年前のこのタイミングで発表に踏み切ってくれたのだと思いました。

ファンに愛される、ファンを愛する最大の形を嵐に見せてもらった気がします。そして、これからの2年という期間は嵐とファンの対話の時間だと思います。嵐のメンバー同士が納得いくまで話し合いを重ねてきたように、嵐とそのファンもこの2年という歳月をかけて心の整理という話し合いを嵐としていく期間だと思います。


生の価値

嵐は私にとって「人生の価値を再認識させてくれた」大切な存在です。人生の本当の価値は人それぞれと言ってしまえばそれまでですし、押し付けるものではないですが ” 心を通わせられた数 ” がシアワセの一つの答えではないかと感じました。生きるためにはお金も仕事も大切です。ただ、それとはまったく別の次元で存在する ” 心を通わせる ” ことこそが本当に大切なことなんだろうなと改めて感じることができました。

2年という月日は長いようで短いですが、私たちも嵐の誠実さに「心」をもってこたえていけたら、今まで嵐が私たちへくれたシアワセへの恩返しになるのかも、しれませんね。

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